3年生の決意

2023年12月15日

長野遠征の次の日の練習前、本当に悔しい思いをした、今のままでは目標を達成できない、残り少しだけど精一杯がんばると涙ながらに話したキャプテン。単なる言葉ではなく、そこに込めた気持ちがチームに伝わったかな。涙の背景を考えられるチームメートでありたいな。

3年生の中の熱意の差もあるかもしれない。普段から意識高くとは思いつつも、埋まらないレベル差、意識差にこれまでもきっとじれったい思いをしてきた選手や保護者はいるだろう。せっかく手にした全国への切符、チーム全体の底上げにつながらないとな。


常に批判にさらされる指導者という立場から見た風景

泣きながらプレーしている、叱られて泣く、それを「かわいそう」「やりすぎ」などという声もあるかもしれない。特に富山はそれが多い気がする。暴言や暴力は論外として、それって人のせいにしていないか?成長の契機を逃していないか?今が成長のチャンスと思って応援する方が伸びないか?と思う。

トラブルが起これば「けんか両成敗」が成り立たない今。どうしても100対0にして終わらせたい風潮…人のせいにして流したり片付けたりする前に、どうしたら成長につながるのか真剣に考えた方がいい。一緒に山越え、谷超えして、たどり着く風景を楽しみにしながら。